2012年5月21日 (月)

東京で見られるのは900年ぶりだそうな

二年以上前から心待ちにしていた金環日食が終わってしまって
少し寂しいような気持ちと、充分に楽しんだから大満足な気持ちとで胸がいっぱい。

早朝の街は、仮面舞踏会さながら、老若男女が日食グラスでご挨拶。
私は自宅マンションの屋上に折りたたみの椅子をセットして、旦那くんとウルトラマンみたいに日食グラスを鼻に引っかけていました。肉眼では強い光のかたまりみたいな太陽も、日食グラスを通すと夜のお月様みたい。その前を、本物のお月様が横切る様子は、なんだかよそよそしくて照れくさそう。
お互いに顔だけ知ってるお隣さんと、町なかですれ違ったときみたいな照れくさい感じに見えました。

白い雲が綿のように柔らかく輝いていて、そのむこうに透けて見える太陽の光の輪。
なんとも例えようのない神秘的な美しさでした。
私はあんまり建造物に興味がないので、比較することじゃないかもしれないけど、スカイツリーに上ることよりも金環日食に出会うことの方が自分にとっては価値のある体験なのです。人が作ったものより、人の心の中に描かれることのほうが大きい気がしています。まあいずれ上ることもあるかもしれないけど。スカイツリーにも。

金環日食になった瞬間、いろんな場所から拍手や歓声が上がっていて、人々が一体になってこのときを待っていた感じがすごく胸に残りました。ちょうど、大晦日からお正月になった瞬間の神社の境内みたいだった。今日は一日、なんだかふあふあとしてたなあ。

| | コメント (0)

2012年5月 9日 (水)

もしゃもしゃ

先日、チキンカレーを食べながら、旦那くんが言い出しました。

だんな「シーチキンある?シーチキンあったら入れたい」
わたし「あるよ、入れる?」
だんな「あ、でもこれチキンカレーだから、シーチキン入れたらアレか」
わたし「?」
だんな「チキンチキン・・・」
わたし「シーチキンはツナだから大丈夫だよ(カブってないよ)・・・」
だんな「・・・(納得)」
まままさか、知らなかったわけではあるまいね!

そんな中、大畑いくのさんの絵本土神ときつねの模写して練習中。
色が全てだよななこちゃん。と、ある絵本作家さんがおっしゃいました。
窓の外の新緑がハッとするほど眩しいのは、影があるからなのだねぇ

| | コメント (0)

2012年4月24日 (火)

生きてます

あっという間にGWまっしぐらな日本列島で、
じっと、一人で絵を描いておりました。
一日は24時間と、もう一時間くらいあればいいのにね。

そんなわけで絵本のダミーもだいぶあれこれと直しつつ、
私の中では、未来の、出版した自分の背中が見えてきました。
見返し(表紙を開いてすぐの、色紙だけのページ)の絵にさしかかっております。

まだ本描き前ですが。ダミーで練習中です。この時間は大事だね。考えてみると、この、なにものでもない自分、という時間の過ごし方が、いちばん自由かも、と、思っています。
なにかを発表したら、誰かのための自分になるような気がするのです。

とかそんなめんどくさい感じのことを考えつつ、成人男性の太った裸のことばっかり描いて
人間ってふしぎだね。脳みそのヒダごとに、別の自分が挟まってるのね。

ああ、もう出かける時間なのでゆきます。
次回の更新はいつになるやら。よいご報告ができますように。

| | コメント (0)

2012年3月29日 (木)

金曜8時

加藤とヒロくんが連行される回の放送は今日でした。
金八先生の再放送。
予約録画をしていたので、旦那くん帰宅後にご飯を食べながら
みました。
みましたよ。

すごい。ドキュメンタリーぐらいの衝撃度でした。
金八先生が、黙っているシーンでも、何を考えているのかこちらの想像で充分埋まる。
人間関係が目に見える。
あー、いいものみたなあ。

警察から戻ってきた加藤とヒロくんを金八さんが
ビンタして抱きしめて、「貴様らは俺の生徒だ、忘れるな、」と言うシーン。
旦那くんは嗚咽しながら号泣。
わたしはいろんなシーンの金八先生の愛情にいちいち涙。
とても食事どころじゃなかったよ。。。
明日の卒業式ももちろん録画します。あ、明日は同じTBSでもラジオの
小島慶子さんのキラキラも卒業式だなあ。聴きたいなあ。。。

| | コメント (0)

2012年3月 1日 (木)

頭、胸、腹

TRASHMASTERSの、下北沢演劇祭参加作品、千秋楽を観て参りました。今日で3回目。昆虫でいうと、「頭」「胸」「腹」の、「腹」だね。3回観てようやく1個体。わたしの脳みそが感想を言葉にするまでにかかる時間は最低3回。相変わらず精密な、すばらしいセットと、ダイナミックな場面転換、社会の闇をあぶり出す脚本。あと、分厚いパンフレットを全員にくれます。今回はいつもの倍で64ページのすごいボリューム。パンフレット完成までの、膨大な作業の一部に関わらせていただきましたが、ほんとうにすごい!の一言。前回、「もっと内容のあるパンフレットにすればいいのにー」とぼやいた自分が恥ずかしい。今回は、堤幸彦監督や、フジテレビのプロデューサーの村瀬氏、トムプロジェクトの岡田社長と中津留さんとの対談などもあって、濃い〜内容になっていました。ご好意で、劇中の「相関図」のページを1見開きお手伝いさせていただいて、脚本も読んでない状態で好き放題に動物の絵など描かせていただきました。あー、楽しかった!ほんとうに!ありがとうございます!この場をかりて御礼。。

で、作品は、大作でした。途中、休憩がないのがちょっと心配になるぐらい。でも休憩をどこで挟むかは問題で、「休憩を挟んでセットをチェンジする」のと「休憩を挟まないほんの数分でセットチェンジする」のではインパクトが全然違うので、彼らはこのまま行くのかな、と思います。でもいろんなお客様が観に来ているので、休憩挟んでも良いのでは的な空気も漂いはじめているのかも。。。劇中で役者さんが「ちょっとトイレに」とか「ちょっとお茶しにいこう」とかって出かけていくのを、客席から羨ましく思う感じ。3時間、椅子の上に拘束されているので。

お話は、興味深くもあり、長くも感じた、という両面の感想を持ちました。座って向かい合って説明をしあうシーンが多く、客席の興味を引っ張っておくのが難しいのかもなあ、と思いました。時々山崎さんや龍さんが会話のテンポを変えたり空気を変えたり、片山さんや初夏さんがキャラクターを濃いめに出したりしていたので、最後まで飽きずに観ることができましたが。

主人公は大学生という設定だからか、ひたすらにまっすぐでした。初回観た時はちょっと照れくさくなるくらいにまっすぐ。二回目は、誰の目も見ないで話をしているように見える、盲目的まっすぐ。三回目の今日は「泣虫賞」を受賞しそうなまっすぐでした。ほんとうに、まっすぐな人なんだな。

先日、スピルバーグ監督が、新作映画についてのインタビューで、「主人公が成長していかない物語なんて。。。」と仰言っていましたが、今作の主人公は出だしから一貫してまっすぐ。病気は進行しても、彼はずっと一カ所に留まっている、という見え方をしてしまっていたように思います。そこがちょっと残念な点でした。それから、彼の葛藤が見えなかったところ。彼の中には完全なる答えがあるようで、それに固執しているのか、葛藤していないように見えてしまったところが残念でした。劇的なことが生まれなかったので。

途中途中、わたしは観る度に好き放題な感想をいろんなところに無責任にばらまいて、周囲の方にご迷惑をおかけしていたら申し訳ありません。本当に、毎回言いますが、見る側は勝手。だって、好きなんだもの。TRASHの芝居も、みんなのことも。今回のパンフレット(3冊)は、「見る用」「保存用」「飾る用」として、アイドルの写真集みたいに大事にします。透明のビニールかけちゃうかも。

| | コメント (2)

2012年2月 6日 (月)

シャトルバスで

川崎市の「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行って参りました。
つまるところ、のぶ代が好きな我々としては、新声ドラえもんになかなか馴染めないわけですが、ミュージアムなら声のこともあまり気にしなくてよいのがグー。
萌え萌えポイントをいくつか紹介します。

1/登戸からシャトルバスに乗ると、到着間際に「次とまります」ボタン(ドラ柄)を好きなだけ押させてくれる

2/初期のドラえもん(太り気味で汗臭そうなのに愛らしい)のぬいぐるみを売っている

3/ご存命のA氏を気遣ってか、A氏が主に権利を持っていそうなパーマン押しが強い(物販も映像もやたらパーマンを押してくる)

4/ガチャガチャが、何度やっても「パーマン」しか出ない

5/ガチャガチャの「パーマン」の、色の塗り方が乱暴

6/ガチャガチャは、何が出たら嬉しいのか、判断できないキャラばかりのラインナップ(むしろ「のび太のおばあちゃん」とか出たらいいのに)

7/今や伝説となった「きれいなジャイアン」が、泉からモクモク現れてまた泉にブクブク沈む様は、あまりのバカバカしさに腰くだける(作った人々のニヤニヤした顔が浮かぶ)

8/シアターで上映されていた「ドラえもん」と「パーマン」の合作アニメ、救いのない結末に笑えず(テレビの中に入ってしまったのび太とドラえもんが、テレビの中から出られなくなって恐竜に追いかけ回される様子を、スネ夫達がテレビで見る、という結末。子供がこれを見てモヤモヤする様を思い浮かべてニヤニヤする大人がいるのか)

9/そういえば、映像に出てきた「星野すみれ」ちゃんの声が、おばあさんの声だった

10/いちばんステキなのはやっぱりレストランです。
ジャイアンシチューはすばらしい。大福、ジャム、塩辛など。。。お好みで入れて召し上がれ。

何の変哲もないお皿かと思いきや、食べ終わったらジャイアンの絵が描いてあって「どう?うまいか、おいしいか、どっちだ?」とコックさんの格好で聞く訳です。ああ。ミュージアムショップでお皿を大人買い。

一緒に行った姉は、要するに自分はジャイアンが好きだということに気づいてハッとしておりました。それにしても、姉の青春だったアニメ「ダンクーガ」の主人公「忍」の声の矢尾一樹氏が最近よくテレビに出てるけど、様子が変わり過ぎだろう。玉手箱開けちまったなと思うのです。忍の決め台詞は「やってやるぜ」。このところの中畑清(インフルエンザで熱くダウン)氏の「熱いぜ」を聞く度に思い出すのでした。まあそんなことはいいとして、とにかく、もしどなたか「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行くことがあったらぜひ、登戸からシャトルバスで行かれることをお薦めします!

| | コメント (0)

オメデトラッシュ!

結局彼らはいくつの賞を受賞したのかを見たらこんな感じでした
各賞受賞のお知らせ:TRASHMASTERS

今、あの「岸田戯曲賞」も最終選考まで残ってるらしいぞ。
ううー。いいお話だったもんね。ほんとうに。みんなおめでとう!
それで2月の本公演でまたファンクラブTシャツ作ろうって話になったので、ワクワクして前のデータを引っ張り出し、ダサイなりにニューバージョン的な匂いを(時間なくて新しいの作れなかっただけだけど)醸し出すように手を加えました。

T

2月の販売はしなくなったけど9月の本多劇場までに何か新しいの作れたらいいなあ。ダサくてよかったら!

| | コメント (0)

氷河期

母が、「今年から氷河期が始まったらしいよ」って言っていますよ!「今年寒い」とかじゃなくて「これから毎年どんどん寒くなる」ってことだね。最終的には恐竜みたいに、化石になっちゃうんだね。富士山の火山灰に埋もれていくのかな。

あらためて、100%orangeさんの「グリンピースのいえ」を読み返すと、その世界観は、長閑さと狂気が並走していて胸がズキズキとするのです。

富士山に良く似た山を臨む、枯れ葉の積もった寂しげな空き地に、グリンピースの空き缶が埋もれているページから始まるオープニング。その缶からニョっと顔を出す「グリンピース」というカエル。
その空き缶は彼の家の玄関で、中に潜っていくと、ピアノの鍵盤らしきソファーや、空き瓶のたくさんある小部屋などに繋がっている。
グリンピースの寝床は、子供の片方の手袋。
。。。
。。。。。
最後のページでグリンピースの家の全景が見られるんだけど、
そこは明らかに、もともとは人間が暮らしていた場所。
枯れ葉の底に埋まってしまった家なのです。
え〜〜〜〜!なにがあったのぉ
と思ってページをめくると、真っ黒なページが現れてブラックアウト。
。。。。。
32ページ。
好きな絵本のうちの一冊です。


| | コメント (0)

2012年1月 6日 (金)

2012年あけました

あけましておめでとうございます!
お正月はいかがお過ごしでしたか。
こちらはパソコン開く暇もないぐらいのんびりしておりました。

神社で年越しし、帰宅して一眠り、おせちとお雑煮、年賀状でみんなの近況を知る楽しみ。
あー平和なお正月ってありがたい。と、しみじみ。

今年も目標はただ一つ。
絵本を出版するぞー。

本年も皆様にとって、よい一年でありますように。
5月の金環日食が楽しみですな^^。

| | コメント (0)

2011年12月17日 (土)

クリスマス

我が家は無宗教なのでクリスマスに特別な想いは持っていませんが、今年は大変な震災と事故で多くの命が危険にさらされたり失われたりした悲しい一年だったので、せめて今生きていることを少しでも感謝しようということで、旦那くんとお互いにクリスマスプレゼントを贈り合うことにしました。


そして親を亡くしてしまった子供達や、大事なペットや家畜を故郷へ置いてこざるをえなかった悲しみを背負ったままの人々に、もし神様が居るのなら、特別なご加護がありますように。
と、ただ静かに、お祈りします。

| | コメント (0)

2011年12月 1日 (木)

ねんがじょ

年賀状についてボニャリと考えております。

だいたい、龍は見たことがないので色が決められません。母は、龍といえば金色と言ってますが本当かどうか知りません。そして金色にしちゃうとスキャナーで変な色になりそうだからいろいろ作業が挟まってきて結局プリントゴッコかよ、みたいになりそう。ああ、いいな、プリントゴッコ。

きのう、いろんな具の入った鍋をやってて、毛ガニを丸ごと入れてぐつぐつ煮てたら、突然、蟹がスクっと立ち上がって、「アチアチアチッ!」といわんばかりに鍋から飛び出して、その蟹を再び鍋に戻そうかどうしようか、と、悩みながら起きる、という夢を見ました。旦那くんに話したら、「そこから始まる二人と一匹の物語がいいね」とのこと。え?飼うの?

と、そんな夢を見たのでカニの年賀状になったらごめんなさいよ。

| | コメント (0)

2011年11月28日 (月)

豚くんの片足がやってきた

稀勢の里関、大関昇進(ほぼ)確定に沸く我が家です。

そんなわけなので、勝手にお祝い、ということで以下のようなお祝いムードで盛り上がっております。

111127_133547


ハモン・イベリコ一年分でございます。

我が家の近くに訪れた際はぜひお立ち寄りくださいませ。

どうやって入手したかは、いろいろありますので割愛!
(ほんとうにありがとうRJさん!)

| | コメント (2)

2011年11月10日 (木)

かなしい

鳴戸部屋の、鳴戸親方が、亡くなってしまいました。
言葉がありません。ただただご冥福をお祈り致します。

「苦手な相手にどうやって勝つか考えて闘え」
「人に何と言われようと、強くなればいい。誰にも文句を言わせないぐらい強くなればいい」
「孤独なことだよ、闘うってのは」
「土俵から足を離すな。そうしたら、追いつめられても俵が味方してくれる」

ほんの短い時間で、こんなに宝物のような言葉を下さった親方でした。
わたしがやろうとしていることに、この言葉がどんなに励みになったことか。
ああ。かなしい。悼む。

残された方々が、どんな想いでいらっしゃるかと思うと苦しいです。
なんと言えばいいのか、まだことばが見つかりません。。。

| | コメント (0)

2011年10月27日 (木)

パンとはちみつ

ときどき暑い日がやってくると、外で蝉の声がする。次の日寒いと、もう止んでる。鳴くから目立ってカラスに食べられちゃうのか、寒いと羽を擦れない理由があるのか。もう蝉って謎すぎる。

そんなわけで、山形へ行っておりました。やまがた。
海と、山、温泉と、紅葉。日本イイトコ取りな旅でした。

山並みを眺めながら、日本の地形についてちょっと考えて、
やっぱり日本は、日本海側と太平洋側の両サイドから「ギュッ」と押された形をしてて、さらに活火山あたりの地下からの圧力とかもあって、長ーい歴史の中で今の感じになったんだろうなあー。だから、そのつもりで生きていこう、と、思いました。地球は生きてるんだからしょうがない。

夜の海は、黒い幕を下ろしたみたいな闇。なんにもないみたいな、完全な闇と、潮騒。
露天風呂で、湯気と、ちびっ子がばしゃばしゃする水しぶきに包まれながら、
向かいの海の闇をボヘーと眺めると、自分がここにいることとか、日本に生まれたこととかの奇跡が空から降ってきて、体中の細胞が絶えず驚いていました。

まあ。。。何が書きたいかというと、ほかでもない。仕事と作業を抱えつつ旅に出てたので、帰ってきたら何から手をつけたらよいか分からず、とりあえずパンを焼いているという状況ですよと。

| | コメント (0)

2011年10月 5日 (水)

おしらせです

先日、いつも似顔絵でお世話になっている、AIAビジネスコンサルティング様の創立15年パーティーに、
僭越ながら参加させていただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。


そこで最後に行われたくじ引きで、似顔絵をプレゼントするという大役をいただき、
今日、ようやく、当選された方の似顔絵が完成しましたので
関係各位の皆様へ、ご報告です。
当選された方の似顔絵

当日、ご依頼いただいた方への似顔絵も、順次すすめて参りますので
お待たせして大変恐縮ですが、今しばらくお待ちいただければと思います。
皆様のお声が本当に心の支えになっています。感謝、感謝です。

| | コメント (3)

«「監督失格」